阿夫利神社下社〜
大山ルート

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初心者でも安心、大山のおすすめ登山コース | 阿夫利神社下社〜大山ルート|丹沢・大山エリアナビ

阿夫利神社下社を起点に大山山頂へ。
初心者でも安心、大山王道登山コース

神奈川県の大山を登るポピュラーなコース。阿夫利神社下社を起点に、表参道から富士見台を経由して大山山頂へ、下りは見晴台を経由して下山する、所要時間約5時間(休憩あり)ほどのコースです。道のりには夫婦杉や二重滝、モミの原生林など、希少な自然に触れられるスポットが点在し、新緑や紅葉など季節を感じながら登山を楽しむことができるほか、富士見台から望む富士山の風景もこのコースの魅力のひとつ。ケーブルカーで標高約700mまで一気に上がれるため、初心者にも人気の登山ルートです。

登山時間 約4時間40分(休憩1時間含む)
徒歩距離 約5.5km
最高地点の標高 1,252m(大山頂上)
登山起点 大山阿夫利神社 下社
最寄駅 伊勢原駅

比較的に登山道は整備されており、初心者や初めて大山に登る方にもおすすめのルートですが、石や岩、急な階段も多くありますのでしっかりと準備をして登りましょう。

春には桜、5月を迎えるころには、新緑が芽吹き、夏鳥が渡来します。秋になると山頂付近から紅葉が始まり、空気が澄む冬には富士山や相模湾などの眺望が美しく、四季を通して魅力的なコースです。

8:20

小田急線伊勢原駅から
バスで大山へ

小田急線伊勢原駅北口のバスロータリー(4番のりば)へ向かい、神奈中バス「大山ケーブル行」に乗り、終点「大山ケーブル」まで。乗車時間は約30分です。

9:00

こま参道を歩く

終点「大山ケーブル」でバスを降りこま参道へ。点在する宿坊や昔ながらのお店の趣を感じながら、大山ケーブルカー乗り場まで階段と坂道を登っていきます。ケーブルカー乗り場までは15分ほど。トイレが心配な方は、バス停付近のトイレで済ませておくと安心です。

9:20

ケーブルカーで
阿夫利神社下社へ

標高差約300mを約6分で登る

こま参道を過ぎると、右手にケーブルカー乗り場があります。山麓の大山ケーブル駅から阿夫利神社駅までの乗車時間は約6分、標高差約300mの阿夫利神社駅まで一気に運んでくれます。木々の合間を抜けると、大型の窓からは相模湾や街並みを見下ろす絶景が迎えてくれます。
※ 紅葉シーズンなどの繁忙時期はきっぷの購入に時間かかるので、事前に丹沢・大山フリーパスAキップを購入しておくとスムーズです。

9:30

阿夫利神社下社

1深い歴史と絶景を堪能

駅を出てしばらく進むと大山阿夫利神社下社の境内へ、石段を登り、大鳥居をくぐると阿夫利神社下社拝殿に到着します。阿夫利神社は2,200年以上前に創建されたと伝えられる神社で、標高696mに位置しています。登山前にここで安全祈願のお参りをしましょう。

  • 拝殿と客殿の間にある授与所では、お守りや御朱印を受けられます。桜や新緑、紅葉など、季節限定の御朱印もお見逃しなく。

  • 拝殿の右側にある地下入口では、山内一箇所で湧き出ているという御神水を汲むことができます。この湧水は大山名水とも呼ばれており、軟らかくやさしい口あたり。大山名水で淹れたコーヒーを山頂でいただくのも、このルートの楽しみ方のひとつです。

  • 参集殿や茶屋がある場所から拝殿まで繋がる石段は、夏の新緑、秋の紅葉など、四季折々の表情をみせる美しいスポットです。

10:00

登山開始

登拝門から本坂へ進む

拝殿の左側には大山に登山をするために身を清める入山祓所があり、その奥の登拝門から登山を開始します。100段以上の急な石段を登り、本格的な登山道へ。道中には、登拝門を一丁目として、山頂の二十八丁目までの丁石が並び、目印となっています。

  • 鳥の声や木々が風に揺れる音が心地よく感じられます。登山道は整備されて歩きやすいものの、小さな岩や木の根に足を引っ掛けないよう、慎重に登りましょう。

  • 序盤から急登が続きます。ゆっくりと息を整えながらペースをおさえて登っていきましょう。

2夫婦杉

20分ほど樹林帯を登ると、夫婦杉に到着(八丁目)。このあとは、しばらく木の根岩の間を進んでいきます。急坂が続くため、こまめに水分補給や休憩をしながらゆっくり登りましょう。

10:50

十六丁目

3本坂追分でひと休み

球体の「ぼたん岩」や穴のあいた「天狗の鼻突き岩」を鑑賞しながら進むと、中間地点の十六丁目(本坂追分)に到着。広いスペースにベンチが設置されているので、ひと休みして水分補給をしましょう。

11:20

富士見台(二十丁目)

4富士山を望む景色

十六丁目を過ぎてからは傾斜がやや緩やかになりますが、大きな岩や木道部分は滑りやすいので注意しましょう。約30分登ると富士見台に到着。富士見台は開けていて明るく、晴れていれば富士山が迎えてくれます。

  • 二十八丁目に到着

    ヤビツ峠からのルートとの合流地点である二十五丁目を過ぎ、木道やグレーチング階段を進むと、鳥居に迎えられます。ここが「二十八丁目」、山頂まではあと少しです!

  • 鳥居をくぐり、左側の石段を登ると、阿夫利神社本社が鎮座している山頂です。

12:00

大山山頂に到着

5大山山頂で昼食

1,252mの山頂に到着!山頂には売店やトイレがあり、ベンチも数多く設置されています。達成感に浸りながら、ランチタイムに。食後には下社で汲んだ大山名水でコーヒーを淹れ、澄んだ空気を味わいながら山頂時間を楽しんではいかがでしょう。

  • 山頂標識の横は展望スペース。伊勢原・厚木駅周辺や相模湾が見えます。空気が澄んでいれば、江の島や三浦半島が見渡せることも。美しい景色は、頑張って登ったご褒美です。

  • テーブルやベンチが設置された広場は、昼食やおやつタイムを楽しむ登山客で賑わっています。重いザックを下ろして、登山で使ったエネルギーを補給しましょう。

  • 山頂の最も高い場所には大山祇大神を祀る阿夫利神社本社が鎮座。神職がいる場合は拝殿内に入ることができます。

  • 売店で昼食をいただくのもおすすめ。登った人だけが食べられる自家製の豚汁や山菜そば、甘酒を堪能してください。(営業日にご注意ください)

13:00

下山開始

開けた景色を眺めながら下山

山頂を満喫したら、見晴台方面へ下山開始。道は階段状に整備されているものの、濡れていると滑りやすくなります。眼下に広がる眺望に気を取られすぎないよう慎重に。狭い道でも安全にすれ違えるよう、複数人で下山するときは横に広がらずに下るようにしましょう。

  • 「見晴台 2.2km」方面へ。不動尻分岐までは階段が続きます。

  • 注意

    ゆっくり下ろう

    不動尻分岐を右に進んでしばらく下ると、細かい岩が転がる狭い道に入ります。注意を促す看板と鎖が設置されていますので、足元に注意して慎重に下りましょう。
    道が狭いため、すれ違うときは滑落を防ぐために山側に退避しましょう。

14:00

見晴台

6ベンチでひと休み

急な坂をジグザグに下ったら、テーブルやベンチが並ぶ見晴台に到着。東京都心や横浜の街並みを眺めながらひと休み。振り返ると、先ほどまでいた山頂が遠くにどっしりと見え、自分の足で歩いた距離に驚きます。

  • 注意

    「下社 1.4km」の道標に従って下り、しばらくすると、道幅1m未満の狭いトラバース道が続きます。崖側には滑落防止の鎖やロープが張られていますが、手すりではないため、つかまらないようにしましょう。

7二重滝

阿夫利神社の摂社「二重社」の隣には「二重滝」があります。落差15mほどの二段構えで、古くから修行者の禊の行場として使われてきました。神聖な雰囲気は現在も残り、沢水が静かに流れています。

  • 「かながわの美林50選」にも選出されているモミの原生林を経ると、左手に祠と赤い鳥居が見えます。ここまで来れば、阿夫利神社下社はすぐそこです。

  • 「下社 100m」の方向に進むと、茶屋が並ぶ場所に出ます。ここでこのコースは終了!お疲れさまでした。

14:40

阿夫利神社下社周辺で
休憩

8登山で疲れたら
カフェで一休み

阿夫利神社下社まで下山したら近くのカフェで休憩しましょう。絶景を眺めながら休憩できる「茶寮 石尊」、クラフトビールやフランクフルトを味わえる「Kurumi Cafe」、ラーメンやそばなどの軽食を食べられる「さくらや」の3つの店舗があります。

  • 茶寮 石尊

    テラスから見える眺望はミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでは二つ星を獲得しています。メニューの1番人気は「升ティラミス」。絶景を眺めながら、絶品スイーツやコーヒーで疲れを癒しましょう。

  • Kurumi Cafe

    外国人や女性グループなどに人気のカフェです。店内のインテリアは、木を多く使った北欧スタイルで、ホッとできるぬくもりのある空間を演出しています。やまと豚のフランクフルトを使ったホットドッグが大人気です。

  • さくらや

    阿夫利神社下社から石段を降りた先にあるお休み処。人気メニューはラーメン、お団子、おでん。店先で焼いているほんのり甘めのお団子は、添えられる自家製味噌だれとのバランスが絶妙です。

15:40

ケーブルカーに乗り、
こま参道へ

9豆腐やこまなどの
名物に触れる

ケーブルカーで阿夫利神社駅から大山ケーブル駅まで下り、こま参道へ向かいます。
こま参道には、名物の豆腐を使った料理やスイーツを提供する飲食店のほか、大山こまなどの土産物店などが立ち並び、どこか懐かしいような、穏やかな雰囲気に癒されます。豆腐ソフトクリームや豆腐メンチなどで小腹を満たしながら散策するのもおすすめです。

  • ゑびすや土産店

    大山ケーブルカー乗り場の近くにあり、木製玩具や漆器などの工芸品、大山特産のきゃらぶきなどがお土産品として並びます。おすすめは大山豆腐を使った「豆腐アイス」。豆腐の味わいが感じられる名物スイーツです。

  • 西の茶屋

    こま参道の中ほどにあるお食事処で、休憩にもぴったり。大山名物の豆腐料理を食べることができ、1番人気なのは5品コースです。テラス席もあり、開放感のある空間でグルメをいただきながらホッと一息つけます。

  • オカリナキッチン大山店

    手作りのお菓子が並ぶ人気の菓子店。シフォンケーキやプリンなどのスイーツを購入することができます。大山名物の豆腐を使い、豆腐の優しい味わいを生かした「大山とうふシフォンケーキ」がおすすめです。

  • バスで伊勢原駅へ

    大山を堪能したら、神奈中バス「伊勢原駅北口行(伊10系統)」に乗車。バスは1時間に2〜4本出ています。バス停手前のインフォメーションセンターには登山靴の汚れを落とすブラシや桶が設置されているので、簡単に泥汚れを落としてから乗車しましょう。

17:00

伊勢原駅周辺で食事

伊勢原の味に舌鼓

食事をしながら、登山の思い出を語り合うのも楽しみのひとつ。伊勢原駅周辺には、湘南の海でとれた魚介類や、神奈川各所でとれた新鮮な野菜などが堪能できる飲食店があります。登山を楽しんだ仲間とは会話も弾みますね。

“Aキップ”を使うとこんなにお得

このルートで「丹沢・大山フリーパス Aキップ」を使った場合の通常運賃との比較です。

小田急線 新宿駅〜伊勢原駅間 610円
神奈中バス 伊勢原駅北口〜
大山ケーブル間
370円
大山ケーブルカー 大山ケーブル~
阿夫利神社間往復
1,270円
神奈中バス 大山ケーブル〜
伊勢原駅北口間
370円
小田急線 伊勢原駅〜新宿駅間 610円

計 3,230円

丹沢・大山フリーパス Aキップ 2,520円

710円お得

  • ※小田急線と神奈中バスは普通運賃で計算しております。

温泉や飲食店、おみやげ店などの優待割引施設をご利用いただくと、さらにお得になります。

阿夫利神社から望む相模湾や富士山の眺望。頂上からは東京都心をはじめ関東平野を見渡せます。大山に行くなら、最初はやはりこのコースです。下山途中には、クサリのある足場が悪いところが2か所あります。クサリを両手で掴みながら、うしろ向き(斜面側を向いて)になり、慎重に下りましょう。