かぶと湯温泉 山水楼

こだわりを感じるアルカリの秘湯

「かぶと湯温泉 山水楼」の泉質は、アルカリ性単純温泉。pH値は、約9.7から10.6とされており、アルカリ性が非常に高いことから「美人の湯」とも言われています。

近隣の温泉地と異なり、独自の源泉を持っており、特徴的なのは温泉の供給方法。ボーリング・機械動力による汲み上げ、循環器等の使用はいっさい行わず、浴槽から上がり湯まですべて掛け流し。このような温泉供給は現代において、とても貴重なものと言われています。

また、温泉法によると「温泉」とは「温度が25度以上のもの、もしくは一定の成分（19項目のうちどれか）を有するもの」と定義されています。「かぶと湯温泉 山水楼」の温泉は、この内2成分（メタケイ酸・メタホウ酸）の含有量が規定値以上のため、正真正銘の温泉法による「温泉」に当たります。

「かぶと湯温泉 山水楼」は、「25度以上の温度だけで認定を受けたものよりも、この優れた成分の源泉を、入浴適温にしてお入りいただく方が、より快適に心身ともに健康的と考えます。」（引用：かぶと湯温泉 山水楼 公式HP）と謳っており、こだわりを感じますよね。

館内のご案内

隠れ家のような施設、レトロな客室

「かぶと湯温泉　山水楼」には広めの客室も用意されており、家族旅行やグループでの滞在にも適しています。宿泊だけでなく日帰り入浴も可能なので、七沢でのハイキングの後に、汗を流すのにもぴったりです。

館内はレトロな雰囲気に包まれており、冬になると薪ストーブが焚かれ、訪れる人をほっこり温かく迎えてくれますよ。大きな鹿の剥製やフロント上のライトなど、昭和の香りが漂うインテリアも見どころの一つです。

森に囲まれた静かな和室では、時間を忘れてゆったりと心と身体を休めることができます。自然の音を聞きながら、贅沢なひとときをお楽しみください。

ご主人自らが料理をおもてなし

温泉でゆったりした後は食事も楽しみましょう。地元の食材を中心に、ご主人自ら調理をしてくれます。「大切な料理です。他人には任せられません。」とのことで、料理に対する自信や誇りなどを感じられます。

メニューは季節によって内容が異なるので、シーズンを変えて再訪するのも楽しみですね。