ボリューム美味しさ大満足。地元で人気の定食店

大山の麓、伊勢原駅近くで手作りの味と盛りのよいご飯が人気を誇る「食堂いとう」と「とんかつ麻釉」をご紹介します。地元市民に支持され、両店ともに、昭和、平成、令和と半世紀近く営業を続ける老舗。ランチにもおすすめです。伊勢原駅周辺や大山にお出かけの際、ぜひお立ち寄りください。

朝8時から手作り料理・定食が楽しめるお店「食堂いとう」

伊勢原駅から徒歩10分。食堂いとうは、昭和49年に店主の老川こずえさんが実家を改装し、開いたお店。当初より朝から定食を提供するお店として長年地元のお客さんに支持されています。現在は、甥っ子の伊藤輝明さんらと家族経営でお店を営んでいます。

朝8時に開店し、朝食はもちろん、ランチに、夜の食事にと訪れるお客さんで、店内のL字カウンターとテーブル席はいつも賑やか。バラエティーある品書きからその日の気分でメニューを選べると、リピーターさんの多いお店です。

660円のメンチカツ定食から900円～の刺身定食まで日替わりでおおよそ30種類の定食を毎日朝から提供。その他にも、ベーコンエッグや鮭塩焼きなど単品メニューだけで20品目程度を用意されています。

オーダーを伝えると、ふと目に入ってくるのは、こずえさんと輝明さんの調理風景。鮮魚を捌き刺身や煮魚に、大きな塊肉を切り出して焼いたり揚げたり、千切りのキャベツも手切りと・・・手仕事の多さに驚きます。

ミックスフライ定食
串揚げにはゴロっとした豚バラ肉と玉ねぎが交互に。コロッケと魚のフライもあり、いろんな味を楽しめるミックスフライ。添えられる野菜サラダもたっぷりなのが嬉しいです。揚げ物は他にもトンカツやアジフライなども人気とのこと。

煮付け定食
この日の煮付けはイナダ（日替わり）。たっぷり2切分のサイズ感が嬉しいです。甘めの煮付け汁は熱々ご飯との相性も抜群。

こちらは単品の「ベーコンエッグ」「鮭の塩焼き」。肉厚のベーコンの下には半熟加減が絶妙の目玉焼きが二つとキャベツの千切り。もくもくと煙をあげて焼き上げた鮭も絶品で白ご飯に合います。これら単品メニューは、定食に追加するもよし、ご飯、味噌汁を追加して定食としていただくこともできます。

和洋中問わないメニューはトンカツや鶏唐、カレーにオムレツやハンバーグ、さらにはお刺身まで。バラエティー豊かなメニューとアットホームなお店の雰囲気に、リピートするお客さんの気持ちが分かります。

大きな釜のガス炊飯器で炊き上げた白ご飯が絶品で、どんぶりにいっぱいの量でも美味しくいただくことができます（少な目希望の方は、お伝えください）。定食メニューには、このどんぶりご飯とお味噌汁、お新香が付きます。お浸しやトマトスライス、大山豆腐の冷奴などの各種副菜は、単品として追加ができます。

間も無く開店から50年を迎える食堂いとう。現在は、月曜日から水曜日までの営業は、朝8時開店で14時閉店（L.O.13時45分頃）。木曜日から土曜日は朝8時から14時、休憩時間を挟み夕方17時30分～20時（L.O.19時45分頃）まで営業されています。

お店は伊勢原駅から徒歩約10分。目の前には神奈中バス「大神宮前」バス停もあり、大山、日向薬師、七沢方面への路線が利用できます。ハイキングへ出発する前の腹ごしらえもよし、登山帰りにご飯とお酒をいただきに、立ち寄るもよし。伊勢原、大山へお出かけの際には、ぜひお立ち寄りください。

INFORMATION

食堂いとう

伊勢原駅から徒歩10分。朝8時に開店し、朝食はもちろん、ランチに、夜の食事にと訪れるお客さんで、店内のL字カウンターとテーブル席はいつも賑やか。カウンター内で手作りされる料理と炊き立てご飯が美味しいお店です。

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ランチタイムは毎日16時まで！味もボリュームも大満足「とんかつ麻釉」

伊勢原駅から徒歩1分。昭和50年に精肉店として伊勢原駅前のこの地で先代が創業。開店3年後に食堂を併設したのが「とんかつ麻釉」のはじまりです。「出来立ての料理とご飯をお手頃価格で。お腹をいっぱいにして喜んでもらいたい」という先代の想いは、令和となった今も二代目がしっかりと受け継いでいます。

初代としてお店を作り上げた父から2代目としてお店を引き継いだ阪本純太郎さん。そのタイミングでお店を改装し、リニューアルオープンされました。

以来13年、「先代が作り上げたものを変えずに守っている」と、純太郎さん。今も多くの人々が、その変わらぬ味を求めて連日お店を訪れています。

メンチ・コロッケ・サラダ定食
ランチメニューの一番人気。大振りなメンチカツとコロッケにポテサラとハムも。ご飯と味噌汁にお新香も付いて660円。ランチメニュー内の「メンチカツ」は「コロッケ・イカフライ」または「アジフライ」への変更もできるそう。

鶏の唐揚げ定食
自家製タレの味付けが効いた大きな唐揚げが10個も。ジューシーで食べ応えも満点！880円。

肉豆腐定食　　　　　　　　　　　　　　　
牛肉と玉ねぎとしらたきの下には絹豆腐が丸々1丁。770円。甘めのコク旨スープもたっぷりで、ご飯がすすみます。「暑い季節にも意外とよく出ますよ」とのこと。

ロースカツ定食
肉厚のロースカツは脂身も美味。ざくりとした食感を生む粗目のパン粉で二度揚げされたとんかつはお店の代表メニュー。少し甘めのとんかつソースとの相性も抜群です。ランチタイムは880円。16時以降は1,040円。

揚げ物などの主菜を受けて立つ主食の「ご飯」が美味しいことが、「とんかつ麻釉」のもう一つの魅力です。近隣の「お米マイスター5つ星」のお米屋さんが毎朝納品するお米を、炊き立てで提供しています。店内には、この熱々ご飯を「パクパク」と、口に運ぶ人々の嬉しそうな顔が沢山！

普通盛りでも十分な量ながら、中盛り（50円）、大盛り（上写真・100円）も提供。「腹いっぱいになって帰ってもらいたい」という先代からの想いがしっかりと受け継がれていることが分ります。

開店時間の11時を待たずして、お客様が来店し始めます。「とんかつ麻釉」のランチタイムは11時から16時。ランチメニューとして提供される定食類は27種、メンチカツを「コロッケ・イカフライ」や「アジフライ」との交換を加味すると約50種にもなります。

ランチタイムの定食類は揚げ物以外にも、焼肉重やハムサラダ定食まで幅広いラインナップが用意され、660円、770円、880円と、いずれも1,000円でお釣りがくるお手軽価格。例えば、ランチタイムのロースカツ定食は880円。16時以降のグランドメニューの価格でも1,040円。内容は同じでランチタイムの価格がお得になっているそうです。平日はもちろん、土日祝日を含め毎日16時までという長いランチタイムは、食事時を逃した人にも有難いですね。

お手頃価格でボリューム満点の食事は、各種メニューのほとんどを下ごしらえから手作りしているそう。何と卓上にある「とんかつソース」まで自家製というから驚きます。

「必ずオーダーが入ってから揚げます」という姿勢は、皿に並ぶ作り立ての料理からも伝わり、現在も近隣の高校・大学生の運動部の学生さんたちはもちろんのこと、近隣で働く方々、お子さん連れのファミリー、女性同士、シニアの方まで、まさに老若男女問わず、幅広い方々が100席を超える店内で思い思いに食事を楽しまれています。

グループでの利用でも安心の客席数ながら、お一人様も大歓迎とのこと。フライは単品での注文もOK、もつ煮などのおつまみも充実しています。ランチタイム後の16時以降のグランドメニューも豊富で、とんかつを肴にビールもおススメです。大山へのハイキングの後など伊勢原、大山へお出かけの際には、ぜひお立ち寄りください。