神奈川県の丹沢・大山エリア おすすめキャンプ＆バーベキュー場9選

手ぶらバーベキューから本格的なキャンプ体験まで！
アウトドアがたっぷり楽しめる丹沢大山エリア

豊かな自然に恵まれた神奈川県の丹沢・大山エリアには、気軽に自然と触れ合えるスポットが数多くあります。
中でも、家族や友人との思い出作りにぴったりなのが、キャンプやバーベキュー。東京から電車でも車でもアクセスしやすい好立地ながら、ゆったりとアウトドアが楽しめる穴場スポットが多いのも、丹沢・大山エリアの特徴のひとつです。

日帰りで手ぶらバーベキューが楽しめる施設から、本格的なキャンプ体験ができる施設まで、複数のエリアごとにおすすめのスポットをご紹介します。

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【秦野エリア】

1.滝沢園キャンプ場

「滝沢園キャンプ場」は、丹沢大山国定公園内、表丹沢水無川渓谷の大自然に囲まれた本格的なキャンプ場。
キャンプ場の中を小川が流れており、心地よい川のせせらぎとともに、心身をリフレッシュできます。

川沿いにあるフリーサイトは、神奈川県内のキャンプ場としては珍しく直火もOK。野営的な雰囲気のキャンプが楽しめ、ソロキャンプにもぴったりのサイトです。林間にあるオートキャンプサイトはよりプライベート感のある雰囲気で、ハンモックを張ってのんびりするのにもうってつけ。ほかにも、バンガローやロッジ、山荘など、さまざまな宿泊施設が揃っているので、目的やシーンに応じて柔軟に選べます。

より気軽にアウトドアを楽しみたい人には、日帰りキャンプも人気。
鉄板や薪などのバーベキュー用品と、お肉や野菜などの食材がセットになったバーベキューセットを利用すれば、より気軽に自然の中でのバーベキューが叶います。川沿いでのバーベキューは開放感抜群！
夜は星空を見ながらのキャンプファイヤーもできるので、子どもはもちろん、大人も童心に返ってワクワクする時間が過ごせるはずです。

2.ボスコオートキャンプベース

ボスコオートキャンプベースは、丹沢の山々に囲まれた、静かな森と川のあるロケーションを生かしたキャンプ場。
「そのままの森と水とのふれあい」をコンセプトに、できるだけ人工のものを置かず、ありのままの自然の姿が楽しめる施設であることを大切にしています。

山林を流れる沢周辺に設けられたオートキャンプサイトでは、日帰りキャンプも可能。大型の常設テントが設置されたセットアップテントサイトには、テーブルベンチやハンモック、オーブンなども備わっており、ワンランク上のテントキャンプが楽しめます。サイトグループごとに炊事場やシャワートイレ（一部を除く）が設けられているので、キャンプに不慣れな方も安心です。

桧の森に囲まれた隠れ家的な山荘もムード満点。洋室のリビングルームのほか、二段ベッドを配置したベッドルームと和室、キッチン、バスルームが備わっており、大人数でも快適に過ごせます。外部にはデッキもあるので、中庭でバーベキューをするのもいいでしょう。
ちょっとおしゃれなキャンプ飯を楽しみたい人は、本格的な耐火レンガ製のピザ窯を使って、手作りのピザやグラタン、ホイル焼きなどにトライしてみてはいかがでしょうか。※食材は持ち込みが必要です。

丹沢の湧き水を場内の水汲み場で利用できるのも魅力で、湧き水を使ってコーヒーを淹れたり、お酒と割ったり、料理に活用したりと、好みの方法で名水を堪能できます。

3.表丹沢野外活動センター

秦野市にある「表丹沢野外活動センター」は、表丹沢のふもとで、めいっぱい自然と触れ合えるキャンプ場。
豊かな自然に囲まれた山の斜面に位置しているため、天気の良い日には丹沢から相模湾までを一望できます。
施設のコンセプトは「遊んで体験してつながる！」。表丹沢の魅力を発信する拠点として、遊びを通じて人々がつながることを大事にしており、家族でも、友人グループでも、ソロでも、それぞれに合った滞在が楽しめます。

テントを張っての本格的なキャンプはもちろんのこと、ロッジ風の宿泊棟や古民家風の「いろり棟」での宿泊もできるため、テント泊には抵抗のある方も安心。その名の通り、いろりを備えた「いろり棟」にはキッチンもあるため、昔なつかしい雰囲気を体感したい人にもぴったりです。宿泊棟やいろり棟に泊まる場合は、バーベキューグリルや調理室、お風呂棟などが無料で利用できます。

キャンプサイトは、定員5名の「芝生区画サイト」と定員10名でペットOKの「芝生区画サイト ワイド」、ソロ＆ペア専用の「フリーエリアサイト」の３種類があり、利用人数やニーズに合わせて選べるのが嬉しいですね。
「BBQひろば」では日帰りバーベキューも可能。管理棟で薪や炭を販売していますが、食材の販売はないため、食品は持ち込みが必要です。

広大な敷地を持つ施設だけに、子ども向けの遊び場も充実しています。
屋外にはアスレチックなど備えた「森林遊び場」、屋内には大小の木製の遊具が揃う「ぬくもり広場」があり、やんちゃなお子さまも大満足の時間が過ごせることでしょう。

4.神奈川県立秦野戸川公園

「神奈川県立 秦野戸川公園」は、丹沢の山から湧き出る水無川の自然を生かした広さ36.1ヘクタールの都市公園。
公園の中心を流れる水無川に架けられた長さ267メートル、高さ35メートルの「風の吊り橋」は公園のランドマークとして、丹沢の山並みをバックに見事な景観をつくり出しています。

橋のふもとには屋根つきの炉付きテーブルを備えたバーベキュー場があり、緑に囲まれた開放的な空間でバーベキューが楽しめます。食材とバーベキュー用器材のレンタルセット付きテーブルがセットになった「手ぶらコース」を利用すれば、手ぶらで日帰りバーベキューが可能。食材を自身で調達したい方向けに、テーブル（レンタルセット付）のみの「食材持込みコース」もあります。要予約のため、詳細はホームページでご確認ください。

広大な園内には、芝生広場に山や山小屋をイメージしたコンビネーション遊具や、飛んだり、跳ねたり、転がったりできる遊具「フワフワジャンプ」を備えた「子どもの広場」のほか、川遊び場もあり、わんぱくな子どもたちも思う存分身体を動かせます。

さらには、日本庭園を眺めながら本格抹茶を味わえるお茶室や、四季折々の花々を山里的、田園的に楽しめる「山里庭園」、野鳥ウォッチングができる「自然観察の森」など、自然や文化に触れられる施設が目白押し。子どもから大人まで、1日中遊べる公園として親しまれています。春には7万本のチューリップ、夏には１万本のヒマワリ、秋にはザル菊などの季節の花で公園が彩られます。

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【伊勢原エリア】

5.クアハウス山小屋

伊勢原市の林間にたたずむ「クアハウス山小屋」は、小規模な宿泊サイトでプライベート感のあるキャンプができる施設。
自前のテントを持ち込んで、日向川沿いにあるサイトに設営し、宿泊または日帰りのキャンプを楽しみましょう。
ハンモックをお持ちなら、林間にハンモックを吊るしてリラックスタイムを過ごすのもいいですね。

「クアハウス山小屋」を訪れたらぜひ体験したいのが、クアハウスから数百メートルのところにある日向渓谷マス釣り場での渓流釣り。子どもたちにはマスのつかみ取りも大人気だそう。釣りやつかみ取りでつかまえた魚は、バーベキューで塩焼きにして、あるいはクアハウス山小屋のレストランでも食べられます（レストランで食べる場合は要調理費用）。

バーベキューエリアでは、食材セットや用具を予約すれば手ぶらで日帰りバーベキューが可能。渓流マス釣りと手ぶらバーベキューの両方が楽しめるお得なセットもあるので、釣った魚をその場で食べるという、貴重な体験にトライしてみませんか？ バーベキューエリアは小川に面しているので、釣りをしながら、あるいは水遊びをしながら、まったりバーベキューを楽しんでもいいでしょう。

ハイキングコースから近く、大山登山の拠点としても人気の「クアハウス山小屋」。
地場の採れたて野菜を使った料理や、マスやイワナなどの川魚料理などが味わえるレストラン、天然水のお湯が自慢のお風呂もあるので、組み合わせ方しだいでさらに楽しみが広がります。

6.LOCAL BBQ 伊勢原

日帰りで野菜の収穫体験と手ぶらバーベキューが楽しめるのが、丹沢大山のふもとにある「LOCAL BBQ 伊勢原」。
大山を望む開放感たっぷりの芝生広場で、おいしい空気とともに気軽にアウトドア気分が満喫できます。
広場にはドーム型のテントが備わっているので雨天でも大丈夫。最大10名を収容できるおしゃれな大型テントのもと、本格炭火コンロでのバーベキューを楽しみましょう。

「LOCAL BBQ 伊勢原」でできるユニークな体験が、有機無農薬野菜の収穫体験。
隣接する菜園でさつまいもやほうれん草、にんじん、大根などの野菜を収穫（※収穫できる野菜は時期により異なります）したら、そのままバーベキューで炭火焼きにしていただきます。　
複数のバーベキュープランがありますが、手ぶらバーベキューを楽しみたいなら「収穫体験＋食材付きBBQコース」がおすすめ。菜園で収穫する有機無農薬野菜に加えて、新鮮なお肉や季節の野菜、焼きそばなどがセットになっているので、地元食材を使ったバーベキューの醍醐味が存分に味わえます。
そのほか、「収穫体験＋持込BBQコース」や、シンプルにバーベキューだけを楽しむ「食材付きコース」「持込BBQコース」もあるので、お好みに合わせて選んでください。

車いすやベビーカーでも入場でき、遊べる芝生もあるので、小さなお子さまやご高齢の方がいるファミリーにも安心です。

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【厚木エリア】

7.TINY CAMP VILLAGE

映画に登場するような、おしゃれでムードたっぷりのキャンプ体験ができるのが、厚木市にある「TINY CAMP VILLAGE」。
1日5組限定で、オーナー自らが手作りした温かみのあるアットホームな空間で、キャンプと日帰りキャンプが楽しめます。

森に囲まれたキャンプサイトは、まるで秘密基地。およそ100年前に天然氷を製造していた場所だけに、夏でも涼しく穏やかで、そこにいるだけで癒されるロケーションです。

オートサイトのほか、2019年には宇宙船のような外観のトレーラーを配したトレーラーサイトも登場。目の前に小川が流れるサイトはプライベート感満載です。1958年からわずか2年間しか製造されていないという、希少価値の高いヴィンテージトレーラーで過ごす夜は、ずっと忘れられない特別な思い出になるでしょう。

キャンプ場に併設された小屋「JIG HOUSE」は、炊事場として、あるいはのんびりと過ごすためのフリースペースとして使えるハイセンスな空間。ピザ窯もあり、オプションでピザ体験も楽しめます。

8.東丹沢グリーンパーク

丹沢連峰の東側に位置する「東丹沢グリーンパーク」は、5万平方メートルの広大な敷地を誇る自然公園。
野鳥が飛び交う森の中には、延長3.5キロメートル、約40ポイントの本格フィールド・アスレチックコースがあり、登ったり、跳んだり、渡ったりと、自然の中で思いっきり身体を動かせます。

丸太の隙間から下が見える高さ5メートルの橋や、高さ4メートル、長さ30メートルの「人間ロープウェイ」など、趣向を凝らしたアスレチックは大人でもドキドキの連続。1000平方メートルの泉でコイやフナ、金魚などが釣れる大規模な釣り堀もあるので、大人も子どもも、心ゆくまで遊べます。

アクティビティで汗をかいた後は、バーベキューで腹ごしらえといきましょう。
東丹沢グリーンパークの野外バーベキューガーデンでは、気軽に手ぶらバーベキューが可能。鉄板焼のほか、富士山の溶岩石を使った溶岩焼が味わえます。溶岩のもつ無数の気泡孔の作用により、食材本来の持ち味が引き出されるという溶岩焼。ぜひ、そのおいしさを確かめてみてください。
溶岩焼の「Eセット」なら、厚木市の名物である豚肉ロースを特製味噌に漬け込んだ風味豊かな「とん漬」に、野菜をのせてアルミホイルで包んで焼き上げる「とん漬ホイル焼」も味わえます。

9.神奈川県立 七沢森林公園

「神奈川県立 七沢森林公園」は、64.6ヘクタールもの広大な敷地を持つ神奈川県内最大級の都市公園。
「神奈川県の屋根」と呼ばれる丹沢山塊の東山麓の里山をまるごと整備した七沢森林七公園は、周辺地域を含めて、2007年に神奈川県内で初めて「森林セラピー基地」として認定されました。

自然樹林の中に整備された散策路では、春のサクラやシャクナゲ、初夏の新緑、秋の紅葉など、四季折々の草花や野鳥の姿とともに、のんびりとウォーキングやハイキングが楽しめます。

3～11月の気候の良い時期には、バーベキュー場もオープン。雨天でも安心な屋根付きのスペースと、解放感のあるピクニックテーブル式の屋根なしのスペースがあり、「手ぶらコース」なら、食材の準備をすることなく、気軽に屋外でのバーベキューを満喫できます。

ノルディックウォーキング体験などの健康づくりプログラム、民話の語りなどの民俗プログラム、アルプホルン演奏会やクラフト体験、陶芸体験などの音楽・芸術プログラム、自然観察などの自然体験プログラムなど、イベントも盛りだくさん。
バーベキューとあわせて、七沢森林公園ならではのイベントに参加して、自然や文化に親しんでみませんか。

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神奈川県内には、手ぶらで日帰りバーベキューが楽しめる施設や、キャンプ初心者や小さなお子さま連れでも安心して利用できるキャンプ場など、さまざまなアウトドア施設があります。
アウトドア好きな方はもちろん、アウトドアには不慣れな方も、丹沢・大山のおいしい空気を吸って、自然に囲まれる開放感を味わってみてはいかがでしょうか。