自然豊かな厚木で温泉巡り！日帰りでも楽しめるおすすめ温泉9選

神奈川県厚木市には「飯山温泉」「七沢温泉」「広沢寺温泉」「かぶと湯温泉」など複数の温泉が点在しています。いずれも里山エリアにあり、緑豊かな自然に囲まれたマイナスイオンたっぷりの厚木の奥座敷です。

アクセス

厚木の温泉は、都心から車や電車で約1時間ほどの距離にあり、日帰りでも気軽に訪れることができる点が魅力です。最寄りの本厚木駅までのアクセスは、新宿駅から小田急線で約45分。いずれの温泉地にも、本厚木駅からバスで行くことができます。

豊かな自然に囲まれた美しい風景

厚木エリアの魅力といえば、豊かな自然に囲まれた静かな環境。桜、新緑、紅葉などの四季折々の美しい風景、川のせせらぎや鳥のさえずりなど、日常を忘れて心からリラックスできる空間が広がっています。

都会の喧騒を離れて自然に囲まれた秘湯気分を手軽に楽しめる厚木の温泉は、幅広い世代から支持を集めています。

泉質と効能

厚木周辺の温泉地は、アルカリ性単純温泉や硫酸塩泉など、泉質が豊富で、肌に優しくリラックス効果が期待できる温泉が揃っています。

特に、強アルカリ性の泉質は「美肌の湯」として評判で、入浴後の肌が滑らかになると好評です。肩こりや冷え性、疲労回復などに効果が期待される温泉も多く、日頃の疲れを癒すのにおすすめです。

山里にたたずむ城下町のような、懐かしい風景の中にある「元湯旅館」は、江戸時代後期に創業した温泉場。「元湯」の温泉は「たぬき」に導かれて湧き出たものという伝説があることから、玄関や旅館内、温泉などに「たぬき」の置物が多数置いてあるのが特徴です。

温泉は、強アルカリ性の自家源泉100％で美肌効果が高いとされています。地元産の旬の素材を活かした会席料理も魅力です。静かな環境で落ち着いた時間を過ごしたいカップルや夫婦におすすめです。

木材の産地「厚木」ならではのこだわりは客室の「床柱」

お部屋は全室和室で、広々とした空間が特徴です。一部の客室には温泉内風呂が付いており、プライベートな入浴も楽しめます。
「元湯旅館」の26の客室では、見事な床柱が目を引きます。これらの床柱は、館主が全国に足を伸ばして選りすぐった逸品ばかり。木材の産地だった「厚木」ならではのこだわりで、各々の部屋で意匠が凝らされた床柱をお楽しみいただけます。また、女性用の浴衣は、数種類から選べるサービスがあります。

全国トップレベルの強アルカリ泉

「pH11.3」（神奈川県温泉地学研究所調べ）を記録したこともある強アルカリ泉は、全国トップレベルの泉質です。皮膚の角質を非常に柔らかくする作用があり、肌が滑らかになるため、「美人の湯」「美肌の湯」 と呼ばれています。

たくさんの「たぬき」が出迎える大浴場や露天風呂、貸切風呂があり、源泉かけ流しの湯を堪能できます。夕食付きの日帰りプランも人気です。

地元の新鮮な魚介や野菜を使った季節感あふれる料理を楽しめる

東丹沢と相模湾に近い立地のため、料理は山川の幸、海の幸と非常に鮮度の高い食材を使用しており、四條眞流師範の称号を持つ総料理長が手がける季節感あふれる料理が楽しめます。

「春」は色鮮やかな山菜、「夏」は厚木名物のアユ、「秋・冬」は、秘伝の味噌仕立てのスープでいただく人気のぼたん鍋（猪鍋）が有名です。

お部屋にも郷土玩具が
お部屋は、七福神の名前がついた7部屋で、12.5畳から19畳とゆったりとした造りの和室のほか、ツインベッドの洋室があります。「泊まれる美術館」らしく、各部屋にも郷土玩具が飾られています。

ドイツのバーデンバーデンと同じトロン温泉
アツギ・ミュージアムの「トロン温泉」は、約2,000年前、ローマ人が微弱な放射性のある天然鉱石や天然ミネラルを含む温泉を発見し、軍の兵士や皇帝のための浴場として建設したヨーロッパ有数の温泉地「バーデン・バーデン」を再現した人工温泉です。放射性の天然鉱石を薬事法に基づき医薬部外品として製造した「トロン浴素」を使用し、体の芯まで温まることができるようです。

貸切風呂としても利用可能なので、家族やカップルでの利用にぴったり。食事付きの日帰りプランもあります。

季節ごとのメニューが豊富
地元の新鮮な食材を使った会席料理が個室や広間でゆっくりと味わうことができます。
季節ごとのメニューが豊富で、特に 「猪肉味噌焼き膳」が人気。自家製の味噌を絡めて鉄板で焼いて食べましょう。

大規模リニューアルでバリアフリーも万全

開業から60周年を迎えた2023年8月1日にリニューアルし、従来のレトロな和の雰囲気を楽しめる旧館に加えて、畳だけのお部屋から一新した3部屋がお目見えしています。新しい部屋は、セミダブルのベッドが二つ用意され、布団と合わせて4名まで宿泊可能です。

窓からは鐘ヶ嶽をはじめとした緑豊かな七沢の自然を眺める事ができます。段差を極力無くした設計となっており、足腰が心配な方も安心して利用できます。本館プランは源泉かけ流しの「貸切風呂45分」がサービスで利用できます。また、シャワー付きの本館プランはチェックアウトが翌朝11時までとなっており、すこしゆっくりできるのが嬉しいですね。

別館エリアには、ペットと泊まれる10畳タイプの部屋があり、ペット専用アメニティ（小型犬用のペット用ゲージやエサ入れ＆水入れなど）も用意されています。部屋から庭に直接出ることができるため、他の宿泊客に気を使わず内外の出入りができるのも嬉しい心配りです。

日本の名湯100選に選ばれた天然温泉

日本の名湯100選に選ばれた県下最高濃度を誇る強アルカリの天然温泉は、「美肌の湯」と言われています。無色透明で肌にまとわりつくような泉質は、化粧水に浸かっているかのような感覚と評判です。

また、七沢荘は過去にオンライン上のユーザー投票で順位を決定する「みんなで選ぶ温泉大賞」の「温泉番付 旅館・ホテル部門」で、並み居る温泉旅館を抑え、『東日本第4位』を受賞したことも。内風呂、露天風呂、貸切風呂、サウナなど温泉の種類も多く、足湯は夏季はドクターフィッシュの足湯、冬季は替り湯の足湯と、お風呂以外でも楽しめます。

入浴のみの利用や、食事つきプランなど、日帰り利用のプランも豊富なので、日帰りのユーザーにもおすすめです。リピーターの方には一年間有効の回数券がお得で便利です。

地元農家、水産業者と連携した食材の絶品料理
食事は、地元農家、水産業者と連携し、春夏秋冬その時期ならではの美味しい食材を仕入れ、一品一品こだわりをもって調理しています。最上級のコース「贅沢七沢荘会席プラン」では、9品以上のお料理を提供。メイン料理も猪（冬場）やアユ（夏場）のほか、和牛ステーキやブランド豚のしゃぶしゃぶ、アワビステーキの4品からお好きなものが選べます。

四季折々迎える地元の旬の食材、目で見ても楽しく、美味しい料理をぜひ堪能してください。

庭園や山々の景色を一望できる和モダンな客室
3人のデザイナーが手がけた露天風呂付デザイナーズルームでは、それぞれのデザイナーによるこだわりを感じて頂きながら、お部屋の露天風呂でゆっくりと寛げます。ほかにも、森林を眺める半露天風呂付客室、シャワールーム付デラックス和洋室など、和モダンなデザインで落ち着いた雰囲気の部屋があります。

客室から庭園や山々の景色を一望できるのも魅力です。

石職人が切り出した湯船
七沢では、古くから「七沢石」という石が多く取れたことから、多くの石屋さんが点在しています。七扇でも、地元の石職人が黒御影石・赤御影石で作り上げた湯船で七沢の湯を楽しむことができます。
露天風呂は宿泊当日、貸切露天風呂としても利用可能です。プライベートな空間で温泉を楽しむことができるので、カップルや夫婦でのご利用におすすめ。ランチや夕食付きの日帰りプランでは、露天風呂付デザイナーズ客室も利用できます。

異色の経歴を持つシェフが織りなす「旬の味覚」
七扇のシェフは、DJや美容師から食の道へ進んだ異色の経歴の持ち主です。「驚きと感動を与えたい」という思いで、和食やフレンチ等数多くの店舗での経験から数多くのジャンルを取り入れた料理を作り出しています。

食事は、地元の新鮮な食材を使った創作和食を提供し、季節ごとの旬の味覚を楽しめるメニューが揃っています。季節の物を大事に、地元の食材と組み合わせた料理をコースで一品一品楽しめます。

作家「小林多喜二氏」が1931年に逗留し、小説「オルグ」を執筆した当時の離れの部屋は、ファンの募金活動などで、2010年にリニューアルされました。手火鉢、行火、茶だんす、丹前などの歴史ある展示を楽しむことができます。

中庭や山の緑など移りゆく四季が楽しめる
昔ながらの風情ある館内では、悠々とした時間が流れ、年月を重ねた壁や床の独特な色合いからは優しさを感じられます。客室は全て和室で、10畳、8畳、6畳のタイプがあります。部屋からは、中庭や山の緑など、七沢の季節が移り行く景色を楽しめます。

四季の風情を感じる露天風呂
四季の風情を感じられる露天風呂と広々とした内風呂があり、お湯は強アルカリ性です。アルカリ性のお湯は、主に皮膚の油分を落とす「石鹸」のようなものと言われていて、滑らかな肌触りが特徴で「美人の湯」として女性に人気があります。

人間の健康な肌は弱酸性の皮脂膜におおわれていますが、肌に汚れがたまると徐々に酸性に傾きます。福元館のお湯に入ると皮膚の汚れが中和され、皮膚を健康に保つことが出来ると言われています。

日帰りプランでの利用も可能ですが、現在、食事つきの「日帰りプラン」は、日にちを限定しているので、ご利用の際は旅館にお問い合わせください。

美容と健康によい「しし鍋」や「岩魚の塩焼き」が人気
食事は、選りすぐりの素材と四季折々の旬にこだわった料理を提供。特に美容と健康に優良な「しし鍋」や虹鱒や紅鱒（七沢サーモン）、アマゴなど、川魚の塩焼きが人気です。

また、隣接する伊勢原市の江戸時代からの名物である「大山とうふ」も、毎日提供されています。このほかにも、料理長が全国か選りすぐったこだわりの食材で作られた旬の味覚をぜひお楽しみください。

和の趣を大切にした客室
和の趣を大切にした客室が用意されており、離れ風の和室もあります。客室からは庭園や山々の景色を望むことができ、落ち着いた雰囲気でくつろぐことができます。

また、古い日本の旅館の風情を残す大正時代に建てられた旧館は、かつて「隠し3階」がありました。昭和時代の改築によって3階は無くなりましたが、当時隠し階段として使われていた「はしご」は、今も大切に保存されています。

赤い和傘が生える露天風呂
鐘ヶ嶽で採石した七沢石を使って、まるで枯山水庭園のようにデザインされた露天風呂は、赤い和傘、青空、庭園の緑が調和し、解放感のある空間となっています。美肌効果が期待できる天然温泉には、露天風呂と内湯があり、ハイキング帰りの方の日帰り入浴も受け付けています。

地元の新鮮食材で作る会席料理
中屋旅館では、地元の新鮮な食材を使った会席料理を提供しています。
4月～10月は、地元名物のしし鍋を食べることができます。

昔の湯治客や文人達に思いを馳せて
元湯玉川館には、檜風呂のある和室や、和の趣を大切にした客室が用意されており、客室からは周囲の自然を望むことができます。「のらくろ」の田河水泡、「夕焼小焼」の作者・中村雨紅、農民文学作家として多くの作品を残した和田傳など、文人らも多く訪れました。

館内には文人ゆかりの資料や石碑が残っているので、かつて同じ場所で時間を過ごした文人たちに思いを馳せながら、山あいでの一日を過ごすのも風情がありますね。

総檜造りの大浴場
浴室・脱衣室とも床から天井、湯船まで総檜造りで、木の香りに包まれた温泉が楽しめます。大きな窓からは山あいの景色が見え、開放感のあるお風呂となっています。

江戸時代に傷ついた蛇が身を癒しているところから発見されたという七沢温泉は、「くすり湯」に憩う湯治客で賑わったのだとか。現在でも玉川館には、近隣の医療施設を利用する方などをはじめとした多くの方が、現代の湯治を楽しみにいらっしゃるそうです。

日帰り入浴も可能で、家族の食事会や女性同士やグループで楽しめる昼食付きの「デイユース」や、キーマカレーや珈琲が人気の『cafe』利用、入浴のみなどのプランがあります。

地元の新鮮な食材を使った会席料理
食事は、地元の新鮮な食材を使った会席料理が提供され、季節ごとの旬の味覚が楽しめます。また、秋から5月の連休頃までは、献立の中に秘伝の味噌ダレで煮込んだ猪肉とたっぷりの野菜が入った名物の猪鍋が献立に加わります。

猪肉は煮込んでも硬くならず、あっさりとした味わいで食べやすいと評判。また牛肉や豚肉と比べて低脂肪・高タンパク、不飽和脂肪酸が多いなどの嬉しい特徴があります。希望があれば「清川恵水ポークのお鍋」に変更も可能です。

すべてのお部屋から庭や山々が眺められる
本館と離れの客室があり、すべて和室で落ち着いた雰囲気です。昭和初期に建てられた純日本風、木造の2階建てのお部屋からは、日本庭園庭や、山々が見渡せ、東京から1時間とは思えない程の大自然を感じることができます。

離れの部屋には、それぞれ古代檜風呂があり、プライベートな入浴が楽しめます。檜の香りと大沢川のせせらぎでリフレッシュしてください。離れにはウッドデッキがあり、自然のなかで食事やお酒を楽しめるスペースもあります。

自家源泉から湧き出る強アルカリ性の温泉で、美肌効果が期待
東丹沢の名湯として昭和の初め小田急線開通と共に誕生した源泉は、敷地内、大沢川添いの地下100ｍから湧き出る、24℃の強アルカリ天然水100％の「沸かし湯」です。

お湯は強アルカリ源泉で、滑らかな肌ざわりは「美人の湯」と言われ、「子宝の湯」とされることも。露天風呂と内湯があり、四季折々の景色を楽しみながら入浴できます。デイユースや食事付きの日帰り入浴プランもあります。

名物の元祖猪鍋など会席料理
地元の新鮮な食材を使った会席料理が提供されます。特に1934年の創業時から提供する元祖猪鍋が有名です。
食事は個室や広間でゆっくりと味わうことができます。

自然が満喫できる純和室の部屋
全11室の純和室は、落ち着いた雰囲気でくつろげます。 客室からは庭園や山々の景色を望むことができ、清らかな川の流れや鳥の声も聞こえる静かな空間です。お部屋から木々が近く、もみじが多いので、新緑や紅葉も楽しめます。

露天風呂も内湯も源泉かけ流し
自家源泉から湧き出るアルカリ性単純温泉で、露天風呂も内湯も循環器を使わない源泉かけ流しです。内湯と露天風呂があり、四季折々の景色を楽しみながら入浴できます。食事つきの日帰り入浴や立ち寄り入浴も可能です。

地元の食材を中心に主人自らが調理
「大切な料理です。他人には任せられません」と、宿の主人自ら調理をします。地元の新鮮な食材を使った会席料理は、季節ごとの旬の味覚を楽しめるメニューが揃っています。食事は個室や広間でゆっくりと味わうことができます。