神奈川の桜を楽しむお花見スポット12選|カップル・家族連れに人気の名所から穴場まで紹介


都心から日帰りで行ける 丹沢・大山エリアのお花見スポット
春、桜のシーズンになると、今年はどこで花見を楽しもうかと考える方も多いでしょう。毎年訪れる場所も良いですが、新しい花見スポットを探してみるのも楽しみの一つです。
神奈川県内には有名な名所から隠れたスポットまで、さまざまな桜の見どころが点在しており、それぞれ異なる風情と魅力を楽しめます。
この記事では、都心から気軽にアクセスできる丹沢・大山の厚木、伊勢原、秦野の3エリアに分けて、カップル向けのデートにぴったりのスポット、家族連れには子供も楽しめる公園や広場、友人グループにはピクニックができる場所など幅広い年代が楽しめる桜の名所や穴場スポットを紹介します。
丹沢・大山の桜の見頃は例年、3月下旬から4月上旬。今年の春は、丹沢・大山エリアに広がる多彩な桜スポットを巡り、美しい景色を味わってみてはいかがでしょうか。
【厚木エリア】
厚木市は、神奈川県のほぼ中央の一級河川の相模川と丹沢大山に挟まれたエリアに位置する都会と自然が共存するまちです。小田急線の駅と東名高速道路のインターチェンジがあり、都心からもアクセスしやすい便利な場所です。
1.飯山観音長谷寺(ちょうこくじ)・飯山白山森林公園

飯山観音長谷寺は、地元では「飯山観音」の名で親しまれている高野山真言宗の寺院。飯山白山森林公園に隣接し、坂東三十三霊場の第6番礼所としても知られています。緑豊かな寺院で桜やアジサイ、モミジなど季節ごとに彩りを添える美しさが魅力で「かながわの景勝50選」や「かながわの花の名所100選」にも選ばれています。

例年3月下旬から4月上旬ごろに桜の開花や見ごろを迎えます。長谷寺付近にある飯山白山自然公園と合わせて、ソメイヨシノやヤマザクラなど多くの桜が植えられており、特に庫裡(くり)橋から長谷寺へと続く約600メートルの参道に桜が咲き乱れる様は見事です。
桜の見ごろとなる3月下旬から4月上旬にかけて毎年「あつぎ飯山桜まつり」が開催され、露店が軒を連ねるほか、飯山白龍太鼓や白龍の舞が披露され、多くの花見客で賑わいます。

飯山白山森林公園と一体となっており、白山山頂の展望台からは相模平野が一望でき、天気の良い日には横浜や新宿の景色を望むことができます。ヤマザクラが点在するハイキングを楽しんだ後に、ぜひ花見を楽しみながらの参拝に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
INFORMATION
飯山観音長谷寺・飯山白山森林公園
桜の見頃:3月下旬~4月上旬
住所:〒243-0213 厚木市飯山5601
駐車場:あり(有料)
アクセス:「本厚木駅北口」から「上飯山行」または「宮ケ瀬行」または「上煤ケ谷行」バスで約15分 「飯山観音前」下車後、徒歩約10分
2.神奈川県立七沢森林公園

神奈川県の屋根と呼ばれる丹沢山塊の東山麓にある神奈川県立七沢森林公園は、横浜スタジアムの24倍以上の広さがある県内最大級の都市公園です。健康づくりのウォーキングや、園内を通る「関東ふれあいの道」で飯山白山方面・日向薬師方面へとハイキングも楽しめます。

園内の桜の名所として知られている「さくらの園」は、公園の北側に位置し、ソメイヨシノやヤマザクラ、ジュウガツザクラなどさまざまな種類の桜が楽しめ、春の訪れを感じる絶好のスポットです。
また、「さくらの園」から北口駐車場へと続く「さくらの道」は、左右を桜に囲まれた小路で、桜のなかを歩くような感覚を味わうことができます。

例年、桜は3月下旬から4月上旬にかけて見ごろとなります。桜の開花時期前後にミツマタ、シャクナゲなども開花を迎えますので、運が良ければ同時に見ることもできます。
また、さくらの園には、陶芸や木工体験ができる森のアトリエもあります。そのほか、3月〜11月は手ぶらでも楽しめるバーベキュー場も利用可能です。(有料・要予約・食材持込可)
INFORMATION
神奈川県立七沢森林公園
桜の見頃:3月下旬~4月上旬
住所:〒243-0121 神奈川県厚木市七沢901-1
お問合わせ:046-247-9870(管理事務所)
アクセス:
「本厚木駅東口 厚木バスセンター」から「七沢行」または「広沢寺温泉行」バスで約25分 「七沢温泉入口」下車後、徒歩約10分
「伊勢原駅北口」から「七沢行」バスで約25分 「七沢温泉入口」下車後、徒歩約10分
定休日:無休 ※園内の施設には休館日あり
駐車場:あり(さくらの園には、北口駐車場が便利)
3.あつぎつつじの丘公園

あつぎつつじの丘公園は、名前の通り広大な公園全体にツツジが植栽されており、神奈川県最大級の「ツツジの名所」として知られています。約52,000本のツツジが咲き誇るこの公園、実は、春には桜も楽しめるスポットとして人気を集めています。

桜は主にソメイヨシノが植えられていて、3月下旬から4月上旬にかけて見ごろを迎えます。園全体のツツジの見頃はGW頃ですが、早咲きの種のツツジの開花は4月上旬なので、桜とツツジのコントラストを楽しむこともできます。

園内は広く、遊歩道は桜やツツジの時期以外でも緑豊かな自然に囲まれ、湧水池や展望広場、自然散策道など四季を通して自然と触れ合うことができます。歩きやすい散策道や多目的広場もあり、年配の方も家族連れの方もゆったり安心してお花見を楽しめるスポットです。
七沢森林公園のお隣にあるので、合わせてお花見に出かけてみてはいかがでしょう。
INFORMATION
あつぎつつじの丘公園
桜の見頃:3月下旬~4月上旬
住所:〒243-0123 厚木市森の里青山23
お問合わせ:046-225-2410(厚木市公園緑地課)
アクセス:
「厚木バスセンター」から「森の里行」バスで約31分、「森の里5丁目」下車後、徒歩約1分
「愛甲石田駅」から「森の里行」バスで約20分、「森の里5丁目」下車後、約1分
(いずれも丹沢・大山フリーパス指定区間外)
駐車場:あり(夏季:8:30~18:30、冬季:8:30~17:30)
【伊勢原エリア】
伊勢原市は小田急線で新宿駅から約1時間と都心から近くにありながら、豊かな自然の感じられる場所です。温暖な気候から畜産やぶどう・梨・柿・みかん・いちごなど果樹栽培が盛んに行われ、県内有数の「フルーツの里」としても知られています。自然豊かな伊勢原市には季節の花々が楽しめるスポットが多くあります。
4.伊勢原市総合運動公園

伊勢原市総合運動公園は、市内で一番大きな公園で、体育館・野球場・子どもの広場などがあり、子どもから大人までスポーツや遊びを楽しむことができる施設です。高台にあるため、伊勢原のシンボル「大山」や街並みが一望できます。

ここは神奈川県の桜の名所としても知られていて、ソメイヨシノ、オオシマザクラ、八重桜など約300本の桜が植えられており、春には美しい花を咲かせます。例年、見ごろは3月下旬から4月上旬で、この時期に「桜フェスタ」も開催されます。

園内以外にも、公園入口に向かう坂道の桜並木もおすすめです。公園を囲むように全体に桜があるため、お散歩をしながらお花見をする方の姿も多くみられます。
桜以外にも、新緑、紅葉の時期には公園内の見事なイチョウ並木を楽しむことができます。
INFORMATION
伊勢原市総合運動公園
桜の見頃:3月下旬~4月上旬
住所:〒259-1111 伊勢原市西富岡320
お問合わせ:0463-92-3536("元気な伊勢原づくり”共同事業体)
アクセス:「伊勢原駅北口」から「七沢行」で約10分 「総合運動公園」下車後すぐ、または「総合運動公園入口」下車後、徒歩約5分
駐車場:あり(無料)
5.聖峰(ひじりみね)

聖峰は、相模湾や相模平野、江の島を一望できる山です。晴れた日に山頂広場に立つと、横浜ランドマークタワーやスカイツリー、新宿副都心をはじめとする東京のビル群も眺めることができます。 山頂広場奥には、足腰、安産、長寿の守護仏である聖峰不動尊が祀られています。
山頂付近の桜はソメイヨシノやヤマザクラで、例年、見ごろは3月下旬から4月上旬にかけてです。聖峰不動尊を覆うように咲く桜と眼前に広がる絶景の組み合わせは、訪れる人々を魅了します。
聖峰は、初日の出スポットとしても知られているほか、11月下旬〜12月上旬ごろは、聖峰山頂へ向かう山道も、もみじの黄色で彩られます。 空気の澄んでいるこの時期には、運が良ければ筑波山も確認できる日もあります。
INFORMATION
聖峰
桜の見頃:3月下旬~4月上旬
住所:伊勢原市聖峰
お問合わせ:0463-73-7373(伊勢原市観光協会)
アクセス:「伊勢原駅北口」から「栗原行」バスで約20分、「保国寺」下車後、徒歩約60分(山頂まで)
駐車場:なし
6.渋田川

伊勢原市上谷地区を流れる渋田川の土手は芝桜の名所です。渋田川沿いの芝桜は1970年ごろ、地元の方の趣味で1株の芝桜を植え始めたのが始まりと言われており、今では「かながわ花の名所100選」にも選ばれています。

例年4月上旬〜下旬が見ごろで、赤、白、ピンクの芝桜が約350mに渡り咲き誇ります。さらに、対岸の川沿いにはソメイヨシノの並木があり、桜と芝桜の共演を楽しめます。桜の見ごろに合わせて毎年「芝桜まつり」も開催されています。

渋田川の芝桜北側には石田牧場のジェラート屋めぐりがあり、伊勢原市内の新鮮な農産物を使ったジェラートやシャーベットを片手に花々を楽しむこともできます。
INFORMATION
渋田川
桜の見頃:4月上旬〜下旬
住所:〒259-1127 伊勢原市上谷759付近
お問合わせ:0463-73-7373(伊勢原市観光協会)
アクセス:「伊勢原駅南口」から「平塚駅北口行」または「愛甲石田駅行」で約7分、「大田小学校前」下車後、徒歩約10分(丹沢・大山フリーパス指定区間外)
駐車場:開花期間のみ「臨時駐車場」あり
【秦野エリア】
秦野市は、都心から1時間程度と利便性が良く、市内には小田急線の4駅があります。自然豊かなまちで、季節ごとに楽しめる花々、丹沢の地下水を汲み上げて作られ環境省名水百選にも選ばれている名水、収穫体験などができる観光農園など、さまざまな形で自然に触れ合うことができるエリアです。
7.水無川 カルチャーパーク

東京ドーム約6個分の広さを誇る「カルチャーパーク」。この公園は、スポーツ施設、文化施設、こども公園などが一体となった市民の憩いの公園です。
公園の横を流れる水無川沿いの約1.1kmにわたる壮大な桜並木が特徴で、約120本のソメイヨシノが迫り出すように枝を伸ばし、まるで桜のトンネルのような、ここだけの風景が楽しめます。

例年、桜の見頃は3月下旬から4月上旬にかけてです。この時期になると川沿いではレジャーシートを敷いた花見客でにぎわいます。また、見ごろの時期には「はだの桜まつり」が開催され、夜間のライトアップも行われます。
水無川カルチャーパークには、平成28年バラ園もオープン。桜が終わると、5月中旬~6月上旬ごろと10月中旬~11月上旬にかけて薔薇の花も楽しめます。
INFORMATION
水無川 カルチャーパーク
桜の見頃:3月下旬~4月上旬
住所:〒257-0015 秦野市平沢148
アクセス:「秦野駅北口」から「渋沢駅北口行」または「高砂車庫前行」で約7分、「カルチャーパーク前」下車後すぐ(丹沢・大山フリーパス指定区間外)
お問合わせ:0463-82-9648(秦野市観光振興課)
駐車場:あり
8.はだの桜みち

秦野市の西大竹から堀山下まで(県道62号・西大竹交差点~県道706号・新橋交差点)の区間には、約6.2kmにわたっての桜並木が続きます。県内最長の桜並木として知られている「はだの桜みち」です。
神奈川県で一番の長さを誇り、毎年春になると、美しい桜のアーチが人々の目を楽しませてくれます。市民から愛称を公募しその中から覚えやすさ親しみやすさといった点から「はだの桜みち」が選ばれました。
この桜並木は主にソメイヨシノで、約700本植えられています。例年、桜の見ごろは3月下旬から4月上旬にかけて。
桜並木を端から端まで歩くと約2時間、お花見と合わせて道沿いに並ぶ地域のお店に立ち寄りつつ、ゆっくり散策するのがおすすめです。
INFORMATION
はだの桜みち
桜の見頃:3月下旬~4月上旬
住所:神奈川県秦野市西大竹~堀川間の約6.2km
アクセス:「秦野駅南口」から徒歩約20分(西大竹交差点まで)
お問合わせ:0463-82-9648(秦野市観光振興課)
駐車場:なし
※桜の見ごろの時期は大変混雑するため、公共交通機関の利用をおすすめします
9.弘法山公園

浅間山、権現山、弘法山の3つの山からなる「弘法山公園」は、「関東富士見百景」「かながわの花の名所100選」にも選ばれています。権現山の展望台からは、富士山や相模湾を一望できます。低山のため気軽に訪れやすく、お子さまから高齢者まで3世代で自然を楽しむことができ、ちょっとした登山気分を味わえます。権現山山頂には千畳敷と呼ばれる広場があり、シートを敷いてピクニックしながら花見を楽しむのもおすすめです。
公園内には、ソメイヨシノやヤマザクラなど約1,400本の桜が咲き誇っています。「弘法山公園」の桜の歴史は古く、日露戦争の勝利を記念して植樹したのがはじまりです。例年、桜の見ごろは3月下旬から4月上旬にかけてです。桜の見ごろに合わせて「はだの桜まつり」が開催され、夜はちょうちんが桜を照らします。

弘法山公園は、小田急線の秦野駅から鶴巻温泉へと続くハイキングコースの途中にあるため、花見の時期になるとハイキングの途中で桜を楽しむ人の姿も見られます。おすすめのハイキングコースは、緑豊かな林の多い道を進み、吾妻山を経由して鶴巻温泉へと下れば、温泉でのんびり汗を流すこともできます。アクティブに動いてみたい方は、今年の花見をハイキングと兼ねてみてはいかがでしょうか。
INFORMATION
弘法山公園
桜の見頃:3月下旬~4月上旬
住所:〒257-0031 神奈川県秦野市曽屋5890
アクセス:
「秦野駅北口」から徒歩約50分(権現山・千畳敷付近)
「秦野駅北口」から「曽屋弘法行」バスで約10分 「弘法山入口」下車、徒歩約20分
(丹沢・大山フリーパス指定区間外)
お問合わせ:0463-82-9648(秦野市観光振興課)
駐車場:あり
10.蓑毛(みのげ)の淡墨桜

小田急線や東名高速による都心からのアクセスに優れながら、丹沢の水とみどりに恵まれた秦野市の北東に、里山の風景を残した蓑毛地区があります。周辺には大日堂、宝蓮寺、柏木林道、緑水庵など史跡や施設が数多くあり、史跡めぐりやヤビツ峠までの散策などの拠点となっています。
秦野市蓑毛地区には一本桜で「蓑毛の淡墨桜」と呼ばれる珍しい桜があります。この桜は岐阜県本巣市の国指定天然記念物「根尾谷淡墨桜」の子孫にあたります。蕾が薄いピンク色から始まり、満開時には白くなり、散り際には淡い墨色に変わるのが特徴で、この変化が「淡墨桜」という名前の由来となっています。
樹高約20メートル、枝張り約15メートルの立派な桜で、例年見ごろは3月下旬から4月上旬にかけてです。淡墨桜の見ごろの時期には、周辺で菜の花も見ごろを迎えます。丹沢の深緑を背景に、菜の花畑の中に1本で凛と咲く淡墨桜はとても印象的で、他では撮ることが出来ないここだけの写真が撮影できます。

また、桜と菜の花の見ごろの時期は、夜間のライトアップも行われており、日没から19:30ごろまで楽しむことができます。丹沢の山の麓に咲く一本桜と黄色の菜の花のコントラストをぜひご覧ください。
INFORMATION
蓑毛の淡墨桜
桜の見頃:3月下旬~4月上旬
住所:〒257-0021 神奈川県秦野市蓑毛453
アクセス:小田急線「秦野駅北口」から「蓑毛行」「ヤビツ峠行」バスで約25分 「青年橋」バス停下車後、徒歩1分
お問合わせ:0463-82-9648(秦野市観光振興課)
駐車場:県道70号 大鳥居の少し先公園 に臨時駐車場あり
11.出雲大社相模分祠

秦野市にある「出雲大社相模分祠」は、『関東のいづもさん』と呼ばれ、縁結びの神様として知られる大国主大神を祀っています。1888年に建立、1975年に現在の地に移転しました。正月のダイコク市や春の梅まつり、夏のほおずき市、朝顔市など豊富なイベントが催され賑わいます。

出雲大社相模分祠の自慢の桜は、境内中央にある高さ約20メートルのソメイヨシノです。「良縁桜」と名付けられ、縁結びの象徴として多くの人々に親しまれています。 ここでは「名水百選」選抜総選挙の「おいしさがすばらしい名水部門」で全国1位になった秦野盆地湧水群の一つ「ゆずりの水」が湧くことから、多くの人が「お水取り」に訪れます。
例年、桜の見ごろは3月下旬から4月上旬にかけてです。見ごろに合わせて「南はだの村桜まつり」が開催され、ライトアップで夜桜も楽しめます。
神社の近くには全長約6.2kmの桜並木「はだの桜みち」があり、参拝と合わせて桜並木の散策も楽しめます。
INFORMATION
出雲大社相模分祠
桜の見頃:3月下旬~4月上旬
住所:〒257-0015 神奈川県秦野市平沢1221
お問合わせ:0463-81-1122
アクセス:
「秦野駅北口」から「畑中・日立製作所経由渋沢駅北口行」バスで約10分 「畑中」下車後、徒歩約3分
「秦野駅北口」から「土橋経由渋沢駅北口行」バスで約10分 「保健福祉センター前」下車後、徒歩約3分
「渋沢駅北口」から「日立製作所・畑中経由秦野駅行」バスで約10分 「出雲大社入口」下車後、徒歩約3分
「渋沢駅北口」から「土橋経由秦野駅行」バスで約10分 「宮の上」下車後、徒歩約3分
(いずれのバスも丹沢・大山フリーパス指定区間外)
駐車場:あり
12.頭高山(ずっこうやま)

頭高山は、秦野市千村に位置する標高303メートルの小高い山です。麓にはチューリップのお寺として知られる「泉蔵寺」や白山神社があり、春には千村地区全体で約2,500本の八重桜が咲き誇ります。秦野市は食用八重桜の生産量が日本一と言われる「八重桜の里」で、頭高山周辺の千村地区では満開になる前に春の風物詩の「摘み取り作業」が行われます。

例年、八重桜の開花は4月上旬から中旬にかけて、見ごろは4月中旬ごろと、ソメイヨシノよりも見ごろが遅いため、ソメイヨシノが散った後でもお花見が楽しめます。また、桜の見頃に合わせて「八重桜の里お花見会」も開催されます。
INFORMATION
頭高山
桜の見頃:4月上旬~中旬
住所:〒259-1324 神奈川県秦野市千村
アクセス:
「渋沢駅南口」から「千村台行」バスで約5分 「萩山」下車後、徒歩約50分(山頂まで 丹沢・大山フリーパス指定区間外)
「渋沢駅南口」から約60分(頭高山入口まで)
お問合わせ:0463-82-9648(秦野市観光振興課)
駐車場:なし
まとめ
今年の春は、美しい桜を求めて丹沢・大山のお花見スポットへ足を運んでみてはいかがでしょうか?それぞれのエリアごとに違った風景で写真でも映える場所がいっぱいあります。
家族や友人と一緒に、特別なひとときを過ごしながら、春の息吹を感じる旅にお出かけください。