江戸時代に大山への参拝者が身を清めた滝
大山には、自然の中で大山の歴史を体感できるスポットがあります。江戸時代、大山は江戸から近い観光地として人気で、多くの人が大山詣りに訪れました。参拝者が身を清めた「大山六滝」のひとつが良弁滝です。大山寺を開いた良弁僧正が水行をしたとされる良弁滝は特に人気で、多くの人が滝に打たれる様子を葛飾北斎をはじめ多くの絵師が浮世絵に描きました。良弁滝には、1941年に当時消防の役割をしていた火消「に組」が寄進した竜の銅像が滝口に取り付けられ、今もその姿を見ることができます。水の神が宿る神聖な場所として大切にされてきた歴史を感じることができます。
スポットのご案内
竜の頭
水が落ち始める場所には、今もなお銅でできた竜の頭が備え付けられています。
良弁滝が描かれた浮世絵
江戸時代に人々が大山詣りをする際に身を清めた様子を描いた浮世絵。【伊勢原市教育委員会 所蔵】
INFORMATION
良弁滝
住所:神奈川県伊勢原市大山471
アクセス:「伊勢原駅北口」からバスで約25分 「良弁滝」下車後、徒歩約2分
お問合わせ:0463-94-4729(伊勢原市商工観光課)
※ 当日の営業時間はホームページを確認するなど、施設へ直接お問い合わせください。